製品案内
「HEATTECH構法」は、木造在来軸組工法用に開発された、遮熱・断熱・耐震パネル構法で、遮熱材と高性能断熱材を用いて壁体内に3層の空気層(トリプルエアウォール)を構成し、室内側に『熱を蓄えるしくみ』を構築し、室外側に『熱を防ぐしくみ』を構築します。そして、構造体(耐力壁)としてのパネル全体にホウ酸処理することで防蟻対策と腐朽菌による木材の劣化防止対策を同時に達成します。
※特許取得済(特許第6502629号)
HEATTECH構法は、木造在来工法と高性能断熱耐震パネルを組み合わせ、建物を遮熱シートで包むことで、屋内で発生する熱を蓄え、屋外からの熱の侵入を防ぐ遮熱・断熱・耐震を組み合わせたHYBRID構法です。従来の断熱材を壁内に充填する断熱工法では、熱の侵入を防ぐことは難しく、特に夏の日射熱取得は、建物の温熱環境に多大な影響を与え、冷房負荷を増大させます。
HEATTECH構法は、遮熱材と断熱材、そして3層の空気層を容易につくるヒートテックパネルを組み合わせることで、在来軸組工法の工程を変えることなく、快適な温熱環境を達成するために考案されました。
熱を蓄えるしくみ
遮熱材から屋内側に設ける3層の空気層と断熱材が、HEATTECH構法の熱を蓄えるしくみの最大の特徴です。室内で発生する熱エネルギーを、断熱材に取り込み、断熱材と遮熱材の間にある空気層が、屋外に逃げようとする熱エネルギーを遮熱材で反射させて逃がしません。
写真:屋内側から見たヒートテックパネル・断熱材施工状況
熱の侵入を防ぐしくみ
遮熱材の両側に空気層を設けることで、断熱材から屋外に逃げようとする熱を遮熱材が屋内側に反射します。同様に、外壁材を通じて屋内に侵入しようとする熱を遮熱材が屋外側に反射します。
写真:屋外側から見たヒートテックパネル・遮熱材施工状況
気密性能を確保するしくみ
木造在来工法の弱点である「気密性能」を確保するために、HEATTECH構法は、桁上断熱を採用しています。これは、施工上の安全性を確保しながら、容易に気密性能を確保するために考案されました。
写真:小屋裏断熱材の施工状況
日射熱の侵入を防ぐしくみ
垂木の上に遮熱材を貼り、空気層(二重垂木工法)をつくることで、小屋裏を『木かげ』と同じ状態にします。遮熱材と空気層で、日射熱取得を最小限に抑え、夏の快適性能を確保します。
写真:垂木上の遮熱材と通気層(二重垂木工法)
特許第6502629号
この製品は「快適保証」の対象です。
詳しくはこちら »
CCFの各種製品を導入するには? For Customers
これから建設予定の住宅、または既存の住宅にCCFの各種製品を導入するには、 CCF取扱店に施工を依頼するか、施工する工務店がCCFに加盟してしていただく必要があります。
CCFの各種製品の導入でビジネスチャンスを拡大! For Builders
当社では、CCFの各種製品やシステムをお取扱いしていただける事業者様を募集しております。ご加盟いただいた事業者様にはお問合わせのあったお客様をご紹介させていただきます。
CCF STYLEを導入されている方へ Maintenance Guide
CCFからのお得な情報が満載 Mail Magazine